Panel Title

日本語教育におけるコンテントベース授業の試み (Developing Japanese Content-based Instruction at U.S. Universities: New Models and Methods)

Paper Title

新聞を使ったコンテント・ベースの上級言語学習 (Content-based Instruction Using Newspapers)

Author's Name, Institution and E-mail Address

Yoshiko Mori, Georgetown University, moriy@georgetown.edu

Abstract

コンテント・ベースの言語学習を機能させるには、語彙や文法など表現形式を学ぶ活動 (form-focused activities)と内容理解や新知識獲得を目的とした活動(content-based activities)をうまく組みあわせ、学生の言語力向上をはかる必要がある(Hadley, 2000)。新聞はナショナルスタンダードにある言語学習の5C'sを統合させる格好の題材を提供してくれるが、言語能力の限られた学生にそのまま提示しても消化不良に終わることが多い。そこで、本発表では中上級者向けの「新聞を読む」コースでの試みを紹介し、新聞をどのように言語学習と内容学習に結びつけることができるか探っていきたい。このコースでは、新聞記事を読むことで (1) 語彙、漢字、文法知識を向上させる、(2) 内容に関する知識を深め、自分の考えを広げる、(3) 自分の考えを表現し、他者とコミュニケーションすることを目的とした。一つの記事に対し、読み、語彙・文法練習、ディスカッション、発表、討論、作文、インタビュー、結果報告など様々な学習活動を取り入れ、「読むこと」から「表現すること」まで発展させるよう工夫した。発表では指導案、主な学習活動、指導の留意点、学生の反応などを紹介しながら、コンテント・ベース言語学習の可能性と問題点を考察する。


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