Panel Title

日本語教育におけるコンテントベース授業の試み (Developing Japanese Content-based Instruction at U.S. Universities: New Models and Methods)

Paper Title

コンテント・ベース授業:初中級レベルにおけるダイアログジャ ーナル (Content-based Instruction Using Dialogue Journals at Elementary and Intermediate Levels)

Author's Name, Institution and E-mail Address

Yoshiko Jo, Swarthmore College, yjo1@swarthmore.edu

Abstract

ダイアログジャーナルとは学習者と教師間の規則的に進行 する ノート上でのコミュニケーションである(Payton, 1987)。交換 日記と似ており、学習者が自身の関心事や日常生活の中で起こっ た事などを自由なトピックで記述し、教師はそれに対して同じ量 のコメントで返答するというものである。 Staton(1980)は、ダ イアログジャーナルがクラス運営、学習者の言語能力の発達に与 える効果は大きく、時間をかけるだけの価値は充分にあると報告 している。また、Young & Crow (1992)は、スキル重視の活動とは 異なり学習者の主な目的はコミュニケーションであるため、学習 者が文法の細かい間違いを心配しないで書けるという利点を主張 している。

ダイアログジャーナルは英語を初めとする外国語教育では盛んだ が日本語教育ではあまり先行研究がない。今発表では初級/中級 者のレベルにおいてダイアログジャーナルを採用しコンテント ベースを意識した授業について報告する。教科書に沿ったカリ キュラムと同時にダイアログジャーナルを授業の一環に取り入 れ、(1)教師とのコミュニケーションを目的にし、新しい学習 事項を使って自由に書く、(2)定期的に書くことにより書くと いう作業に慣れ、スムーズに書けるようになる、(3)教師のコ メントを通じて読む力をつけることを目的とした。本稿では、過 去数年に渡って行われて来たダイアログジャーナルの実施方法、 報告、学生の意見などについて述べ、初級レベルでも実践できる コンテントベース授業への考察を行う。


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