Panel Title

Heritage SIG: Panel

継承日本語教育におけるマルチエイジ/マルチレベルカリキュラム
(Multiage/multilevel Curricula in Japanese Heritage Language Education)

Paper Title

継承日本語学校小学部高学年におけるマルチレベル/マルチエイジカリキュラムデザインと実践
(Multiage/multilevel Curriculum Design and Practice at a Japanese Heritage Language School: Elementary Upper Level)

Author's Name, E-mail Address and Institution

Masako O. Doulgas, mdouglas@csulb.edu, California State University, Long Beach

Abstract

当発表は、土曜日本語学校小学部高学年のクラスにおけ るマルチレベル・マルチエイジのカリキュラムデザインを扱う。特に、マルチレ ベル・マルチエイジの学習活動を取り入れる初期の段階のカリキュラムデザイン のストラテジーに焦点をあてる。

継承日本語教育は、週末の1回それも午前中のみという形態が主であり、この限 られた時間の中での教育は、マルチレベル・マルチエイジの学習活動といっても 、週5日の学校教育の授業の中に組み込まれる活動をそのまま使用するには、時 間的、人的、資源的にも無理がある。従って、週末の3時間に適合するカリキュ ラムを作成する必要がある。

マルチレベル・マルチエイジの学習活動は、学習者主導型で、学習者が知ってい ること、できることをスタートラインに活動が始まるが、新しい知識やスキルを 導入するには、教師主導型の学習活動も必要であり、この2つの異なる学習活動 を3時間のなかにいかにバランスよく組み込んでいくかがカリキュラムデザイン のもっとも重要なところであると考える。

当発表はマルチレベル・マルチエイジ学習の理論的根拠、それに基づく学習活動 の実践事例報告、および学習内容習得度を測るためのアセスメントの紹介の3部 からなる。実践事例は、毎週の授業にルーティーンとして組み込まれた学習活動 と、学校全体でおこなうプロジェクトアプローチの2種を扱う。アセスメントで は、子供の学習発達理論の1つであるビゴッツキーのZone of Proximal Development に基づくアセスメントのRubricデザイン、読みのアセスメントの方法およびそれ を使った一学期間の記録の分析を扱う。


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