Panel Title

補習校、継承語校における継承語学習児童の言語力とカリキュラム

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Hiroko Kataoka, California State University Long Beach, kataoka@csulb.edu

Abstract

当パネルは継承日本語(JHL) SIGの発表であり、2つのパネルのパネル2をなす。

バイリンガル家庭を含む米国永住者や長期滞在者の子女は、大部分が継承語話者であり、継承語として日本語を教える日本語学校がある場合には、そこに通うことができる。しかし、日本語学校の存在しない大多数の都市、地方在住の児童生徒は、バイリンガル家庭、日本語家庭の別なく、全国84ケ所に存在する補習校で教育を受けることになる。また、日本語学校がある場合でも、滞在目的や教育方針によって、日本語力に関係なく日本語学校を選ぶ親や、補習校に通わせる親がいる。しかし、補習校は基本的には一時滞在予定の日本人子弟の教育を念頭に設立されたものであり、継承語話者の教育ニーズに答えられないところが多々ある。また、日本語学校においても、児童の日本語力を把握した上でそれをさらに高めるためのカリキュラムを確立しているところは非常に少ない。

このパネルは継承語話者のための日本語教育の立場から、まずこれらの学習者の日本語力を調査し、その結果どのようなカリキュラムを組むことによって彼らの言語力を一層伸ばすことができるかを考察する。

まず発表1では、小規模の補習校における国際学級の児童生徒の日本語力を測定し、補習校における継承語教育の方向を探る。発表2は継承語学校に通う児童の日本におけるイマージョン体験の日本語力への影響の調査である。発表3は補習校における、継承語話者のための日本語力に基づいたカリキュラムと教材開発の方法、及びその例について述べる。そして、発表4は、インターネット教材を使った学習者主導型の個人別日本語教育支援システムに焦点を当てる。


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