Panel Title

継承語学習者のバイリンガル言語能力測定のためのツール検証

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Masako Douglas, California State University Long Beach, mdouglas@csulb.edu)

Abstract

当パネルは継承日本語(JHL) SIG としての発表であり、2つのパネ ルのパネル1をなす。

継承語教育の研究はカナダでは30年前から始まり、アメリカではスペイン語を母語 とする学習者への言語および教科教育の研究がK-12のバイリンガル教育、及び大学でのス ペイン語話者の為のスペイン語教育の分野で研究されている。しかし、スペイン語以外の 言語も含め継承語として包括的にとらえ、研究しようという動きは、1999年に第一回全国 継承語会議が開催された事を見ても、最近のことといえる。継承語の言語能力測定方法の 研究に関しても2002年の第二回全国継承語会議でChristianはアメリカの言語力測定ツー ルは英語母国語話者の外国語能力を測定するためのものであり、継承語の力を測るために は適さないとし、継承語言語能力測定法の開発と研究を急務課題の一つとしてあげてい る。

当パネルは、継承語学習者のバイリンガル言語能力測定のためのツール検証をトピッ クに、3つの発表からなる。発表1と2は、語彙力測定により言語力を測定するツールに ついて論じる。発表1は、日本語を母国語とする児童・生徒の日本語能力測定の研究成果 をもとにした海外在住帰国子女の日本語・英語力評価テストの開発。発表2は、 Bilingual Verbal Ability Testをスペイン語を継承語とする日本在住のペルー系日系子 女のスペイン語と日本語の言語能力測定に利用する際の利点と問題点の検証をおこなう。 発表3では、韓国語を継承語とする日本在住の韓国人児童の韓国語と日本語の実態と第1 言語である韓国語の維持・発達の方法をOBC会話テストの結果を通して考察する。


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